2015年12月25日

帰敬式と法名

この年末も忘年会ライブなどを楽しみながらすごさせていただいておりますが、本日はたった今、三回忌の法要を終えて帰ってきたばかりです。

来年の二月にはご門徒さんたちと一緒に京都の本山(東本願寺)まで出向く予定でして、その際、本山で「帰敬式」 (ききょうしき) を受けたい・・ということなのですが・・。

この帰敬式というのは、いわゆるキリスト教でいうところの「洗礼」と同じような意味でして、要するに「自分はこれから仏弟子として生きていきます。」という宣誓の儀式ということです。

そして、この帰敬式を受けると同時に「法名」もいただくことになります。

で、この「法名」とは・・?

帰敬式と法名
帰敬式と法名

世間で一般に言われているところの「戒名」ということ・・? になるのかもしれませんが、我が浄土真宗では「法名」と呼ばせていただいておりまして普通世間一般では亡くなってからの名前・・? というふうに理解をされている方が多いと思われますが、本来は今後仏弟子として生きていくための名前でして、生前にいただいてこそ本当の意味があるものとされております。(゜-゜)

では、なぜ戒名ではなくて法名なのか・・???

親鸞聖人の教えが依りどころである浄土真宗には、いわゆる仏教的な「戒律」・・というか「戒め」というものがありません。

仏教にはたくさんの教えがあり、浄土真宗だけが全てではないのでここであえて詳しいことは書きませんが、要するにお釈迦様の説かれた「法」を今後の人生の依り処にして、そして最後はその「法」の世界へと還っていく・・という意味で「法名」になったみたいです。

今回はお二人の方が帰敬式をうけられるのですが、その際、法名は本山のお坊さんか、もしくはお手次の住職につけてもらうか・・? のどちらかを選択できるのですが、今回はお二人とも住職の私にご指名・・ということに相成りまして法名をつけさせていただきました。

釋というのはお釈迦様のお弟子という意味でして、尼、というのは読んで字の如くお二人とも女性の方々です。(^_^)

この法名、どちらも気に入っていただければよいのですが。。。(゜-゜)


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