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Posted by あしたさぬき.JP at

2013年04月03日

明日ありと思う心のあだ桜。。

本日は風も強くちょっと天気が荒れ模様・・。(ーー゛)

境内の桜も風に吹かれてぼちぼちと散りはじめたようすです。。



やはり、先日の日曜あたりが絶好の花見日和だったみたいですね。。。(゜o゜)
わたしゃ、とーても忙しかったですが。。。(@_@;)


親鸞聖人が得度(僧侶になること)するために青蓮院の慈円和尚のもとを訪れた時、すでに夜は更けていました。得度は時間もかかりますし、たくさんのお弟子を集めなければなりません。「もう遅いから明日にしよう」と言った慈円和尚に、わずか九歳だった親鸞聖人は和歌を詠んで答えたといいます。

。。明日ありと 思う心のあだ桜 世半に嵐の吹かぬものかは。。

「この世は無常であり、今を盛りと咲く桜が夜中の風で散ってしまうかもしれません。同じように、私の命もいつなくなってしまうかわかりません。今ここで得度の儀式を執り行ってください。」という聖人の言葉に心打たれ、慈円和尚はすぐに得度の手配をされたということです。

明日はどうなるかわからないという人生のはかなさ、今日という日の大切さを思わずにおられない詩です。


本日は水曜日で、午後より書道の日です。。

師匠の池田秋涛先生は、昨年に引き続きこの春も東北に行かれずっと現地の人たちと交流を続けられておられます。

以下・・先生が現地で集められた被災者の方々の声のほんの一部です。

・ランドセル売り場は避けて通る あの日がなければ 孫は今頃一年生
・おじいちゃんをさがしてください 約束の肩たたき まだだったから
・ケンカして ごめんねと言わないで さよならなんて    他 多数・・

そして、先生のギャラリー(展示場)です。



毎朝家族と一緒に食事ができるささやかで最高の幸せ、普通のことが幸福と思えるしあわせ。。
今一度、考えてみたいものですね。(゜-゜)








  


Posted by サイモン at 12:00Comments(5)親鸞聖人の教え