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Posted by あしたさぬき.JP at

2012年07月24日

奮闘中・・φ(..)

本日午後は夕方まで法務がないので部屋にこもって来週にせまった本念寺というお寺でやらせていただく、法話&ライブ・・・の、準備にはげんでおります。




まっ、ライブの方はテケトー・・・というわけでもないですが、なんとかなる!といいますか・・(^^ゞ、けど、さすがに法話の方はある程度、構成を考える・・といいますか、原稿のようなものを作成しておかないと途中で、真っ白け・・(@_@。になっても困りますんで・・。



いろんな先生方の書かれた本の中からパクッたり、また過去にやった法話のデータを見直したり・・で、やっと大まかな形ができたかな。。?というところです。

ちょっと、かいつまんでみますと・・・お釈迦様の教えは膨大で約八万くらいあります。
それは何故か?といいますと、お釈迦様の説法は対機説法といいまして・・常に相手がいるわけです。
その相手の状況や環境・性格などを考慮しながら、時にはやさしく、また時にはきびしく・・・また時には相手によっては正反対で矛盾するようなことも中にはあるみたいです。(゜-゜)

無論、同じ仏教でもいろんな宗派や経典もありまして・・・

たとえば、華厳経という(かなり厳しいみたいです)教えが一番大切だ!という宗派があります。これは何故?といいますと、お釈迦様がお生まれになって一番最初に説かれた教え・・つまり最初が肝心要!ということです。

あと天台宗や日蓮宗では、法華経が一番大事!という宗派もあります。これは何故?といいますと、お釈迦様ご自身が・・「私はこの教えを説くためにこの世に生まれてきた。」とハッキリそう仰っているからです。

また涅槃経が一番大切!という宗派もあります。これは何故?といいますと、お釈迦様が入滅・・つまり亡くなられる前というか、一番最後に説かれたものでやはり一番最後に本当の結論がある!といったとこでしょーね。

では何故、親鸞様は浄土真宗というか、浄土三部経という経典を選ばれたのか・・・???

たとえば私たちが病院に行きます。
そこでまず一番に何をするか・・?といいますと、まず・・風邪をひいた、ハラがいたい、手をケガした・・などの症状をドクターに告げます。で、ドクターはそれに応じた治療、そして薬を処方します。まさか風邪ひいた人に、ケガの薬はくれません。

つまり親鸞聖人は、自分はどの教えがよいか・・???という以前に、自分はいったいどんな病気でどんな経典(クスリ)が必要なのか・・???というところにお気づきになったのでしょうね。(゜o゜)

その結果・・自分の病気とは・・・そっ、つまり「愚か者」ということだったのですね。

いくら仏教者・・といえども、やはり美しい女性を見ればムラッ!とくる。当然エッチもしたい!いくら修行を積んでも人間時にはウソもつかにゃ・・!人の悪口も言う!自分と自分の愛するものさえよければそれでいい・・!・・etc・・。
結局人間とはいくら努力しても・・所詮、不完全に生まれて、不完全に終わっていく存在・・つまり愚か者・・・。

そんな自分をそっくりそのまんま引き受けて、浄土というところへ導いてくれるお念仏の教えを説かれた「浄土三部経」という経典を選ばれた・・ということになるのかな。。。(*^_^*)

もっと解かりやすく言えば・・「そのままのあなたを引き受けるから、自分のできる範囲でがんばって生きなさい。完璧なことや立派なことができない!といってけして自分を卑下することも、また自分を誇りに思う必要もない。カボチャはカボチャで立派な役割があるはず・・。ムリしてスイカやメロンになる必要はないよ。。!」・・このような阿弥陀様からのメッセージ・・と理解したらよいのかもしれませんね。。(^0_0^)



で。。ライブ・・というかミニコンサートの方・・といえば、やはりお寺ということで、ご年配者の方が多いのでやっぱ古い童謡とか昭和歌謡・・・?かな。。
こないだリハビリセンターのミニコンサートででホワイト ウインドさんがやられてた「浜辺の歌」も今、候補にあがっております・・です。(^^♪


  


Posted by サイモン at 17:20Comments(2)親鸞聖人の教え